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ドキュメントレビュー

日程

2016年10月25日(火) 9:30-17:00 集合時間 9:15


費用

・受講料: 2万円(税込)
(ただし,東日本大震災の被災地に本社がある企業の社員が受講される場合は,無料といたします.)
費用は,お申し込み後に,名古屋大学大学院情報科学研究科会計係から請求いたします.お申し込み後に送られる請求書類に従ってお振込みください.


場所

名古屋大学 IB電子情報館南棟 285号室
>>アクセス

定員

20名
先着順となります.

 

講師

塩谷敦子(イオタクラフト)
講師は,都合により変更される場合があります.

概要

ソフトウェア開発では,要求仕様書やアーキテクチャ設計書など複数種類の開発ドキュメントが作成されます.本講座では,それらの開発ドキュメントに対するレビュー技術を学びます.

本講座で学ぶ開発ドキュメントのレビュー技術は,単に文書を校正するだけではなく,技術者の育成までを視野におきます.我々は,このドキュメントレビューを,文書診断と名づけます.

文書診断では,主に次の5点に注目します.
・表記,表現が適切か
・読みやすいか
・理解しやすいか
・論理的に記述しているか
・開発に必要十分な情報(合目的,正確,妥当)が記載されているか
そして,この5点の診断視点を例として,自らの診断視点を検討します.これは,開発文書のあるべき姿のとらえ方,そのための表現のしかたを見直すことに繋がります.
(※)5点の診断視点は,システム開発文書品質研究会(ASDoQ)発行「システム開発文書品質モデルVer.1.0」を参考にしたものです.

そして,文書診断により,文書の品質が向上すると共に,診断を受けた文書を作成した技術者に不足する文書力の領域が明らかになります.このため、それぞれの技術者に適した効果的な育成が可能となります.さらに,文書診断を行う技術者自身も,客観的にドキュメントを読み改善するコツを得ることで,自らの文書力を向上させます.

本コースは,全てのソフトウェア開発者に有効です.

(補足) 本コースは,H22年度〜H26年度に実施した「ドキュメントレビュー」を改訂した内容です.


実習機材

紙と鉛筆を使用します.

 

到達目標

・ドキュメントレビューに関して理解を深め,開発現場において実践できるようになる

対象者

ソフトウェア開発業務に従事されている方

H21年度に「レビュー工程を成功させる指導技術」講座を受講された方は,講義の一部が同じ内容となりますので,ご注意ください.

 

前提条件

特になし

特記

(1)撮影に関する協力  
講義の様子を撮影し,復習・講義改善・電子教材開発へ利用する計画があります.皆様の画像・音声が記録され,電子教材として配布される可能性があります.

(2)アンケートに関する協力
講義の前中後に,アンケートや簡易テストなどを実施する場合があります.アンケートは,上司や部下の方へ実施する場合があります.
これらの調査は,本教育の効果に関する研究目的のみで実施します.個別のデータが特定される情報は公開しません.ただし,個人情報が特定されないよう統計処理するなどして,論文などで発表する場合があります.

 

内容


レビュー総論
  レビューの位置づけと種類
  レビューの有効性
ドキュメントレビュー要説
  ソフトウェア開発とドキュメンテーション
  ドキュメントレビューとは
  ソフトウェア文書診断
  診断視点の検討
  文書診断によるドキュメントレビュー
文書診断の実践
  診断項目の確認
  指摘事例
  診断演習
  ドキュメントレビュー実習
図表のドキュメントレビュー
  図・表・文章
  図表のレビュー
  表の例
  図の例:UMLダイアグラム
図表が表現できること・できないこと

 

これまでに受講された方の声

レビューを実施するタイミング・各工程での成果物の取り決めなどのソフトウェア開発プロセスの表面的な内容が整ってきた企業が,手順や成果物の中身を成熟させるためのステップに上がるのによいセミナーだと感じました. セミナーの講師の方々も企業での研究開発経験者であり,企業内における改善の進め方を熟知されているようで,信頼できると思います.(松實洋介様/オムロンオートモーティブエレクトロニクス)


ドキュメントは作成していたけど,レビューをしてもらった記憶があまりなかったので,なんとなく分かってはいましたけど,やはりこれが不具合発生が止まらなかった理由なのかと納得しました.ドキュメンテーションの重要さが身にしみました.


実践的な内容を含んでおり,仕事でもすぐ活かせる内容でした.


ドキュメントのチェックポイントがよく理解できました. 実習で体験することで理解を深めることが出来たと同時に, 日本語の持つ「あやふやさ」を再認識しました.


文書診断で実例があったため,今まで普通に使っていた表現がよろしくないものがあったことに気づけ良かったです.


本コースを受けたことにより,ドキュメントレビューの重要性とドキュメントレビューのポインタが理解できました.開発現場でも実践していきたいと思います.
品質良いドキュメントかどうかを判断するために,単純にドキュメントレビューでの指摘数やレビューア評価で決めるのではなく,ドキュメント品質を評価する基準がかなり重要と分かりました.

 

 

本コースで取り扱う技術項目(ETSSスキル基準Ver1.2準拠)
 
スキルカテゴリ
教育対象の技術項目
カテゴリ
第1階層
第2階層
開発技術 ソフトウェア要求分析 ソフトウェア要求事項の評価・レビュー ソフトウェア要求定義レビュー
管理技術 プロジェクトマネジメント 人的資源マネジメント チーム育成
コミュニケーションマネジメント コミュニケーション計画
開発プロセスマネジメント 開発プロセス設定 プロセスの設定
パーソナルスキル コミュニケーション 受信・発信 聞く・話す
リーダシップ 動機付け モチベーション
会議運営 事前準備,会議進行
能力開発 コーチング

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