名古屋大学 石田です.これから,連載ブログ「マルチプロセッサ用リアルタイムOSの解説」を担当します.

本連載は,シングルプロセッサ用のリアルタイムOSの内部構造はある程度ご存知の方を対象に,マルチプロセッサ用リアルタイムOSの内部構造を解説していきます.

マルチプロセッサは適用分野によって,求められる機能や性能が異なります.そして,様々なハードウェアアーキテクチャが存在します.そんなマルチプロセッサ用のリアルタイムOSの設計方針は,その上で動くアプリケーションの性能に大きく関係してきます.したがって,最適なマルチプロセッサ用のリアルタイムOSを選択するには,ある程度OSの内部構造を理解する必要があります.
これから,マルチプロセッサ用リアルタイムOSの導入をご検討される方,また,マルチプロセッサ用リアルタイムOSについて勉強されたい方などの参考になれば幸いです.

ここでは,2009年に公開予定のTOPPERS/FMPカーネルのソースコードを詳しく見ていきたいと思っています.

どうぞ,おつきあいください.